こんにちは!コーヘイ(@mok5581)です。
私的な事ですが、ぼくの中で最大の断捨離を執行しました。それは生まれてきてからずっと抱えてきた観念を手放したことです。
記事をざっくり言うと
- 幼少期から箱入り息子であらゆることを両親にやってもらう事がほとんどだった。
- 安心安定の環境で居心地が良かった反面「自分は何もできない無力な存在」等など多くの観念が芽生えた。
- メンターに会うことで、それら全てが自分の思いこみであった事に気づけた。
- その観念を取っ払うために仕事を3月付で退職し、4月16日から一人暮らしをはじめるために高知県に行きます。
生まれたときからぼくは箱入り息子だった
ぼくは裕福な家庭で育ちました。
はじめての子だったので、とにかく大事に育てられました。
両親と両祖母からたくさんの愛情をもらい、不自由な事はありませんでした。
言うなれば安心の中にずっといたのです。
安心の中なのに何か生きにくい汗
そうした経緯から幼少期に苦労したこと、辛かった思い出は、ほぼ記憶にありません。
何かにつけて両親から
- 〜は危ない
- 〜はやめておいた方がよい
- 〜は悪いこと
等など、よく言われた記憶があります。
それは、不自由をさせたくない、危ない目に合わせたくないという彼らなりのぼくを思っての優しさだったんだと思います。
故に小さい頃から1人で何か達成した、やり遂げた体験や経験がありせんでした。
自分の力出やり遂げたこともあることは確かなのですが、圧倒的に身内の介入を受けていた事は事実です。
それでも小さいながらにもがいた!
それでも、幼少期のぼくは安心安全がどこか堅っ苦しく感じたので、随分やんちゃな事をしました。
自分が満足する行動をとったり、人にかまってもらいたくて注意を惹く行動をたくさんしました。
回りの危険も顧みずにチャレンジや冒険もしました。
でも、こっちの方が楽かも・・
しかし、こうした過程を踏んでも何故か安心の中をとってしまったんですよね
あと、こうした環境下でぼくは無意識に「親や身内の言うことは絶対」という事にしていたんです。
もちろん、幼少期は反発してましたよ〜。納得いかない事や嫌だった事にも感情を露わにしました。
でもそれも、幾度もやっていく内に、疲れて、面倒くさくなってありとあらゆることを委ねちゃったんですよね。
参考:【実生活カミングアウト】28年間実家暮らしの憂鬱〜その幻想(ビリーフ)をぶち壊したい!
だって、身内に従順に従っている方が、ラクだったし、身内からのウケが良い。幼心にそう学んで成長していきました。
我ながら、自分の保身を考えての計算高い自分だったんだなと思います。
いつの間にかできていたマイルール(観念)
そんな風になると次は、いかに親にウケがよく接する事ができるかって事を露骨に考えちゃうんですよね。
で色々試行錯誤していって行き着く先は以下のようになるんです汗
- 親(家族)を失望させてはいけない。
- 親(家族)を悲しませてはいけない。
- 親(家族)を怒らせてはいけない。
- 親(家族)を安心させないといけない。
- 親(家族)の期待に応えないといけない。
今思うと滑稽でもあるし、恐ろしくもあるのですが、つい最近までこのような観念が自分にベッタリ貼りついていました。それも今のいままでの29年間ね!!
こうした観念という下地があるもんだから
- 「自分は無力で何もできないから何でも頑張らないといけない存在」
- 「何も出来ない存在だから他人に助けを求めるのも言語道断な存在」
- 「何でも頑張らないといけないから自分のあらゆる感情を押し殺さないといけない存在。
- 「自分は無力で何もできない存在だから誰かと一緒じゃないと生きていけない存在」
▲このようなマイ・ルールを信じてきたんですよ。
答え合わせの様に今までの行動原理が説明できる。
29年間じっくり熟成してできた観念は、おそらく日本国憲法よりも強固に効力を発揮したわけです。
このマイルールがあった事で、
- 思春期に反抗期がありませんでした。→反抗期をするもんなら勘当されると本気で思ってました。
- 納得いかない事や怒りたい事があっても我慢していました。→我慢が美徳と思ってた時もありました。
- ずっと身内に甘んじて、そつなく暮らしていました。→一人暮らしをしたいタイミングはたくさんあったのにも関わらず汗
▲この他にも多くの行動があるのですが、回想した際、全てマイルールに則ってたことに気づいちゃったんですよ。
まるで答え合わせのように、全て当てはまって、自分に腑に落ちた事に驚愕しました。
要は「良い子」であり続けてきたんです(自分で言うのも変ですがw)。
繰り返しになりますが、そうしないとわたくしコーヘイは、死んだもどうぜんになると思い込んでいたから。
それが常識で現実と疑わなかったから。
不遇の裏にも活路あり!勝手にメンターに会えた!
そんな自分が凝り固まっていると気付かされたのは、現在進行系で自分の人生を楽しく謳歌している方達のブログ記事やSNSの投稿からでした。
全てピックアップするとキリがないのでザックリ申し上げますと、四角大輔さん、立花岳志さん、かさこさん、イケダハヤトさん、心屋仁之助さん、さとうみつろうさん、大塚彩子さん、長山竜さん、jMatsuzakiさん、高坂勝さんでした。
特に心理面に特化した心屋さん、大塚さん、長山さんのブログ記事は、ぼくの行動を決定づけたと言っても過言ではありません。
それが、自分が悩んでいた、うまくいかないと思っていたありとあらゆることが、観念に起因していた事に気づけた時、少しずつ変わる事を決心しました。
そして、以上のような事を実施してきました。すると、何か知らんけど良い方向に歯車が回り始めたのです。うまく説明できないのだけどw
月並みな言葉ですが、彼らから「人生はいつからでも何をしてもOKで好きな事で自由にしても良いんだよ」という事を学びました。
ありがとうございます。新たなる突破口が見えてきました!!
やっと自分にOKを出す時が来た!
そして2016年春、ぼくは解呪する時がきたのです。
29年間凝固まって蔓延ってきた観念をベリっと剥がすために以下の事を英断しました!
- 7年間勤めた会社を退職しました。
- 4月16日より実家を離れて一人暮らしを始めます。
- 4月16日より埼玉県から高知県に移住します。
この3つを今年は実行致します。というか既に上記全て手続きが済んでいるので、事後報告になりますね汗
この決断に恐怖とか、心配は皆無!・・・という状況ではありませんでしたが、このような状況にいても思ったより、穏やかです。
むしろ、人生の中で1番穏やかな時を過ごせているのかもしれません。
ホント、不思議でなんか知らんのですが、これがいわゆるパッカーンってやつなのかもしれません。
拝啓、観念さんへ
今までぼくの事を命懸けで必死に支えてくれた観念!本当にあなたには感謝している。
でも、これからのぼくには必要のない事なんだ。お役目御免といった感じです。ありがとう、そしてさようなら。
☞まとめ
ざっくりではありましたが、現在は凝り固まった観念が消え非常に心地よい状態です。
言うなれば、本来の自分に戻ってきたかのような境地です。
まだまだ、書ききれていませんが一度ここで切らせていただきます。
仕事を退職した事や移住の事については、後日詳細に書きたいと思います。